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products製品紹介
1960年代末、初めてレトルトカレー製品が登場。
以来、食生活や生活習慣の変化に伴い、レトルト製品の市場規模は大幅に拡大し、様々な食料品の包装に、レトルトが用いられるようになりました。今では、「レトルト食品」を口にしたことがない方は殆どいないことでしょう。しかし、一見すべて同じもののように見えるこのレトルト食品のパック(パウチという)にも、いろいろな種類があることをご存知ですか?
食品の性質や形状、また食品そのものの特性によって、最も適した材質・形状のパウチが用いられているのです。その種類の多さと言えば、とても言い表せるものではありません。こちらでは、弊社製品を中心に代表的なものをピックアップしてご紹介していきます。
レトルト食品用
カレーやシチュー、スープ、おかゆなどの調理加工済み商品を入れる包材で、インスタント食品の中で広く普及しています。どなたもご覧になったことがあるはずです。
常温で長期間保存が可能ですが、使用する材質とフイルムの組合せによりラミネートパウチのガスバリヤ機能のレベルが変わり、保存期間も大きく変わります。
レトルトパウチは、当社の持つ高い製造技術とオリジナル開発力がもっとも活かせる、センマ化学の主力商品でもあります。中でも、特許取得済の電子レンジ対応商品“どっちでもチン”は、業界の常識を超えた画期的な新商品です。
当社はお客様、食品会社の生産性の向上と消費者の利便性、更に環境問題と真剣に取組み、レトルトパウチでも“脱アルミ”をすすめています。
ボイル食品用
野菜類では、たけのこ、メンマなどがこの包材に入れられてスーパーの店頭に並びます。調理済み(ボイル殺菌)のものでは、甘露煮や筑前煮、しぐれ煮などの煮物に多く使われます。商品の状態がわかるよう透明な素材のものが殆どです。ガスバリア機能(ロウ・ミドル・ハイ)を備えていれば、90日位の保存が可能です。ガスバリア性が高いほど食品の鮮度保持期間が長くなります。
ガスバリア機能の調整は、複数のフィルムを貼り合わせる(ラミネートする)ことにより、それぞれのフィルムのバリヤ能力を最大限に引き出すもので、それぞれの食品の特性と適合するフィルム素材との相性を熟知した当社の技術力を納得していただけるセールスポイントのひとつです。
冷凍食品用
魚介類ではサーモンやカツオのたたき、干物魚など、野菜類では南瓜やじゃがいもなどの冷凍商品に使用されるものです。牛・豚・鳥の生肉類でも多く利用されます。
冷凍品の骨付き肉や魚の干物の尖った顎骨は袋を二重重ねにすることなく、当社のプレッシャーピンホール・耐ピンタイプをご使用頂ければ、安心して流通して頂けます。
サーモン、かつおたたきなどではノンガスバリアのみとなります。
チルド食品用
チルド食品(摂氏0度で半凍結状態にした食材の総称)専用の包材です。チルド食品は、冷蔵より保存がきき、冷凍より鮮度がよいのが特徴です。カット野菜や、生ナメコ、浅漬けなどの食品に多く用いられます。
特に生ハムでは使用時に切り口から袋を切っても袋内面に油が固まり、中身が取り出せない、取り出しにくいことが多々あります。そんな状態を解決できるのが、当社のストレスフリーパウチ「角からスマート開封パウチ・Pull Open Pouch」です。
一般包装用
ビスケットやチョコレート、クッキー、キャンディー、ポテトチップスなど、お菓子類の包材にも対応しています。菓子だけでなく、珍味(濡れ物)などの包装も対応できます。レタス、ニラ、ねぎ、茄子などの野菜の包装にも用いられる一般軽包装資材です。ありとあらゆる食材に使われる当社の幅広い対応力を見ていただけると思います。どんなに完全に密閉しても、微量の酸素、水蒸気がフィルムを透過して袋内部に入るため、それが食品を酸化・変質・劣化を招き、品質不良の原因となります。防湿・酸化防止には、脱気真空包装が効果的ですが、ガスバリア機能との相乗効果で、さらに品質保持期間を延ばすことができます。
strengths当社の強み
- 製造工場を持ち、デザインから商品企画・提案まで一貫して自社で行うことが可能です。
- コスト、納期の無駄を省略
- これに対し当社は厚みを厚くすることなく、複合ラミネート技術で薄く強く仕上げます。
- ピンホール(針であけたような小さな穴)によるロスの削減
- 当社では「角からスマート、開封パウチ」プルオープンパウチ(意匠登録取得品)で 薄くて取り出しにくい「生ハム」や「ベーコン」
- 商品の形を崩すことなく取り出せる